よくある質問(FAQ)①通信制高校について

Q. 通信制高校とはそもそもどのような学校ですか?

A. 通信制高校とは通信による教育を行う課程のことで、学校教育法により、修業年限は3年以上と定められています。 通信制とは全日制、定時制と並ぶ教育課程で、個々に合ったペースで学習し卒業資格を取得することができるため、様々な方に適した学習スタイルとして注目されています。「保護者の転勤が多い」「早く受験に専念したい」「芸能活動と並行したい」「働きながら通学したい」「中学校は不登校だったが、高校に行きたい」など、既存の高校の仕組みでは実現できなかったライフプランを過ごすことができる仕組みです。

Q. 通信制高校ではどうやって学習を進めるのですか?

A. 課題の添削(レポート)、面接指導(スクーリング)、試験(テスト)などを通じて単位を修得し、学習を進めます。 学年制よりも単位制を取る学校が多く、個人の進度で学習をすすめていくことが可能です。

Q. 通信制高校を選ぶメリットとはなんですか?

A. 通信制高校の最大のメリットは、全日制や定時制の高校と比べ、自分自身の時間が持てることです。仕事をしながら高卒資格を目指している人、芸能やスポーツと勉学を両立させたい人、不登校気味なのでコンディションに合わせて通学したい人、さまざまな理由により自分のペースで学びたい人に、通信制高校は最適だと言えます。

Q. 「単位制」とはなんですか?

A. ほとんどの通信制高校は単位制をとっています。単位制とは、ひとつひとつの科目についての学習成果を評価するものです。教科書とテキストなどの副教材を使って学習し、定期的にレポートを提出し、単位認定試験を受験し合格することで、その教科の単位を取得できます。 その年に選択した教科・科目の単位が取得できない場合は翌年に履修することもできるため、自分のペースに合わせて学習計画を建てることが可能です。